資金管理・税金

【FXトレード収益向上計画】「期待値」を高めよう!

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・FXの期待値って何?

期待値がマイナスの状態から抜け出したい!

期待値を見直してトレード成績を改善したい!

このような思いを抱えてはいませんか?

理論的な分析をせずに、ただやみくもにトレードを続けているだけではトレード成績の改善は見込めません。とはいえ、多くの人が為替相場から退場してしまうのは、正しく自分のトレード方法を分析できていないことが挙げられます。

トレードで期待値を意識することは、トレードの改善点を見つけるためにとても重要です。

この記事では、期待値についてFXトレードでの正しい期待値の使い方について解説します。

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期待値について

期待値とは、ある試行を行ったときにその結果として得られる数値の平均値のことです。

例えば、宝くじを買ったときに当選する金額は人によってバラバラですが、その「宝くじを買った人全員の当選金額の平均値」が期待値です。

宝くじの期待値はどれくらい?

それでは、宝くじの期待値について考えてみましょう。

まずは宝くじの還元率について考えてみます。

還元率というのは売上に対し、いくら当せん金を出すかというもので、たとえば、ある宝くじが100億円売れたとして当せん総額が100億円なら還元率は100%になります(しかし、これでは販売元(地方自治体)や受託銀行等の経費がありません)。

「宝くじ公式サイト」によると、2021年の還元率は46.2%(3,758億円/8,133億円)。あとの14.9%は印刷経費や手数料などの経費として使われ、37.5%は公共事業、1.4%は社会貢献広報費として使われています。

収益金の使い道と社会貢献広報

参考元:宝くじ公式サイト 収益金の使い道と社会貢献広報

また、還元率は、「当せん金付証票法第5条」「当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額をこえてはならない」と定められているため、どの宝くじでも50%未満になります。

厳しい現実ですが、宝くじは買った時点で半額は戻ってこないということです。

ただし、ロト6やロト7、ナンバーズといった自分で数字を選択するくじの場合、キャリーオーバーがあると、前回支払われるべき当せん金が今回の当せん金に上乗せされるため、期待値が50%を超えることがあります。

それでは、2022年の年末ジャンボ宝くじを例にとって、当せん確率から期待値を割り出してみましょう。

年末ジャンボ宝くじの1ユニットは、100000番~199999番までの10万種類の数字が200組ありますのでユニット内で2,000万本あります。この中で1等は1本だけなので、当たる確率は2,000万分の1ということです。

表にしてみると、このとおりです。

1枚あたりの期待値は 149.995 という結果になりました。1枚あたり300円なので、149.995/300=49.998%となり、ほぼ還元率どおりということがわかります。

FXの期待値は?

それでは、FXの期待値について考えてみましょう。

FXの期待値とは、1回あたりのトレードで稼げる金額の平均値です。

例えば、100回トレードを行い、合計50万円の利益を出したとします。
この場合、あなたのトレード期待値は、 50万円 ÷ 100回 = 5,000円 となります。

もちろん、毎回5,000円の利益を出せるというわけではありませんが、平均すると1トレードあたり5,000円の利益を出すことができるということです。

逆に、100回のトレードを行い、合計50万円の損失を出したとします。
この場合、あなたのトレード期待値は、 ー50万円 ÷ 100回 = ー5,000円   となります。

毎回、損失が出るというわけではありませんが、平均すると1トレードあたりマイナス5,000円になるため、長期的に見ると損失がどんどん膨らむということが考えられるのです。

期待値が 0 を超えている場合は、利益を出せる可能性が高い手法だと言えます。
逆に、期待値が 0 を下回っている場合は、損失が拡大していく可能性が高いと判断できます。

FX 期待値の計算式

期待値の計算式は以下のようにとてもシンプルなので、簡単に算出できます。

(期待値)(勝率)×(勝ちトレードの平均利益)(負率)×(負けトレードの平均損失)

たとえば、勝率50%で勝ちの平均利益が20pips、負けの平均損失が5pipsであれば、
期待値は、「0.5 × 20 - 0.5 × 5 = 7.5pips」と計算します。

また、勝率80%で勝ちの平均利益が5pips、負けの平均損失が50pipsであれば、
期待値は、「0.8 × 5 - 0.2 × 50 = ー2pips」です。

FXにおける期待値の使い方

FXでは計画に基づいてトレードすることが重要ですが、期待値を使うとその計画が立てやすくなります。期待値を高めることで、トレード成績を向上させることができるようになります。

ここでは「FXにおける期待値の使い方」について解説します。

目標を立てる

トレードにおける計画では、ゴールとなる目標が重要です。そのため、最初に目標を設定する必要があります。どの程度の利益をどの程度の期間・回数で達成したいか、そのためにどれくらいの運用資金を使えるかといった部分を明確しておきましょう。
ここで気をつけてほしいのは、「高すぎる目標設定はしない」ということです。なぜなら目標を達成したいということに意識しすぎて、早く利確をしてしまったり、ロットを上げすぎて損切りができなくなってしまったりする場合があるからです。

トレードルールを作る

期待値を算出し改善していくには、常に同じ基準でトレードすることが必要です。

トレードごとに基準が変わっていては、正確な期待値を算出できないからです。そのためにはトレードルール作りが大切になります。

期待値計算からトレードを改善する

期待値を求めると、トレード成績の改善につなげられます。期待値が求まると、最適な利確ラインや損切ラインなどを決めやすくなり、また、無駄なエントリーの削減ができます。

期待値を高めることは、トレードの手法や成績を改善することにつながります。

まとめ

「期待値の使い方」を検証・実践すると、期待値の高いトレードができるようになります。

FX期待値のまとめ

  • 期待値を活用することで、トレード成績を向上できる
  • 期待値は、簡単な計算式で求められる
  • 期待値を求めるには、過去のトレードデータが必要

最初は「慣れないし、面倒だな・・」と思うかもしれませんが、習得してしまえば、期待値を使った検証とトレードが簡単にできるようになります。

FXの期待値は、トレードの改善や新しい手法の検証にとても役立ちますので、ぜひ活用しましょう。

 

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