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為替リスクは誰にでもある! リスクヘッジで安定投資を目指そう!

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こんにちは、MASARUです。

 

為替取引には損をする可能性(リスク)があります。

ここでは、為替取引で大きな損を回避する方法を説明します。

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為替差益と為替差損について

為替相場は常に変動をしているため、外貨の売買のタイミングによっては、得をしたり損をしたりします。

ここでは「為替差益」や「為替差損」がどのようなときに発生するのかを解説します。

「為替差益」

為替差益」とは、為替相場が変動することで得られる利益のことです。

例えば、ドル/円相場において、1ドル100円のときにドルを買い、1ドル120円になったときにドルを売ると、最初に100円の価値だった1ドルが120円の価値に増えています。つまり20円得しているわけです。

この20円の得が「為替差益」です。

100円 =1ドル ▶︎ドル高・円安▶︎ 1ドル = 120円 (20円プラス・・・為替差益)
ドルを持っていて、ドル高・円安になったときにドルを売ると、為替差益を得られる

為替差損

為替差損」とは、為替相場の変動によって被る損失のことです。

例えば、ドル/円相場において、1ドル100円のときにドルを買い、1ドル80円になったときにドルを売ると、最初に100円の価値だった1ドルが80円の価値に減ってしまってます。つまり20円損しているわけです。

この20円の損が「為替差損」です。

100円 =1ドル ▶︎ドル安・円高▶︎ 1ドル = 80円 (20円マイナス・・・為替差損)

為替のリスクとリスクヘッジについて

為替のリスクとは?

為替リスクとは、円と外国の為替相場の変動により、外貨建て資産の価値が上がったり下がったりする可能性のことをいいます。投資の世界において、リスクとは、値上がり・値下がりを含めてどうなるかわからない(不確実)ということを意味します。

投資家は国ごとの経済成長率やインフレ率、国際収支などの動向を見て、経済成長が期待できると予測される国に投資をします。そのため、多くの人がそう考えて、ある国に投資すると、その国の通貨がたくさん買われることになり、通貨は強く(高く)なります。

基本的には、為替も需要(買いたい人)と供給(売りたい人)のバランスで価格が変動するのです。

例えば、1ドル = 100円で1万ドル購入(支払額は100万円)した場合
・1ドル = 110円の「円安」になった場合は、110円 × 1万ドル = 110万円となり為替利益が発生
・1ドル =   90円の「円高」になった場合は、  90円 × 1万ドル =   90万円となり為替差損が発生

つまり、
(1)購入時点より「円安」になると利息や償還金の手取り額が増える
(2)購入時点より「円高」になると利息や償還金の手取り額が減る
ということになります。

リスクヘッジとは?

リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備えることです。単にヘッジ(hedgh)と呼ぶこともあります。

リスクヘッジの「ヘッジ(hedge)」とは、「対策」という意味の英語

例えば、資産運用において、資産価値が一方的に下落することを最小限に食い止めるために、先物取引を使ってリスクを回避する方法があります。現物(株式など)を買い付けると同時に、先物市場で同量の売り注文を出して、現物の値下がりが続きそうなときに、先物市場で先に売ったものを安く買い戻せば、現物取引で生じた損失をカバーできます。利益追求より価格変動リスクを抑え安定した運用をするために使われます。これがリスクヘッジです。

FXにおけるリスクとリスクヘッジ

FXで利益を出す方法は2通りあります。

1つが、内外金利差を利用して利益を出す「スワップポイント(金利差益)」、もう1つが、為替相場の変動を利用して利益を出す「為替差益」です。

「スワップポイント」

スワップポイントとは、2国間の金利差から得られる利益のことです。

例えば、日本のような低金利通貨を売って、トルコリラのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。

スワップポイントの注意点
高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、金利の差額を支払い続ける必要があるので、注意が必要です。

「レバレッジ」

為替差益について、大きな利益を狙おうとすると、大きな資金が必要になります。しかしFXは、レバレッジというしくみを利用することで、少ない資金で大きな外貨を運用できるのが特徴です。

例えば、元手(取引保証金)が1万円しかなかったとしても、最大その25倍、つまり25万円分の為替取引が可能になります。

レバレッジをかけて、少ない元手で大きな資金を動かせば、利益も大きくなります。

FXのリスクヘッジ

手元の資金の何倍もの金額の取引を可能にするのがレバレッジですが、もし相場が思惑と反対方向に動いてしまった場合は、損も何倍にもなります。

レバレッジはハイリスク・ハイリターンなのです。

実際に運用を行う場合は、いきなり大きなレバレッジを掛けてハイリターンを狙わずに、低いレバレッジから始めるといったリスクヘッジが必要です。

また、スワップポイントは、通貨の内外金利差が逆転すると、マイナスになって金利の差額を毎日支払わなくてはいけなくなってしまいます。

長期運用をするからといって運用中の資産を放置せず、日々の為替ニュースを細かくチェックするように心がけましょう。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!



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