40年前までさかのぼってデータを取得できる
検証を行ったり、過去のチャートを確認したいときに、思ったよりもさかのぼれず困ったことはないでしょうか。
機能が充実していることで、多くのトレーダーに使われているチャートツール「METATRADER」を使うことで、トレード環境は格段に良くなります。その最新バージョンである「MT5」では、ヒストリカルデータをダウンロードすることで、データによっては1980年代までさかのぼって為替データを取得できるので、過去の大相場の値動きも見ることができます。ヒストリカルデータをダウンロードする前に、スムーズに表示させるために、表示できるローソク足の本数を変更する設定を行います。
なお、ダウンロードできるヒストリカルデータの期間は、通貨ペアや時間足によって異なります。
MT5で過去のチャートを簡単に表示させる方法
MetaTrader5(MT5)では、過去の取引データ (ヒストリカルデータ) をダウンロードすることができます。ヒストリカルデータは、過去チャートの表示の他、エキスパートアドバイザ (EA) やインディケータのバックテストに利用できます。
ヒストリカルデータをダウンロードする
まず、チャート上に表示するバーの本数を増やす設定を行います。「ツール」メニューから、「オプション」をクリックします。
①「オプション」ウインドウが表示されましたら、「チャート」タブをクリックします。
②「チャートの最大バー数」にて、「Unlimited」を選択し、
③「OK」をクリックします。
次に、ヒストリカルデータをダウンロードします。「表示」メニューから、「銘柄」をクリックします。
①「銘柄」ウインドウが表示されましたら、「チャートバー」タブをクリックします。
②ヒストリカルデータをダウンロードする銘柄をダブルクリックして選択し、
③時間足を選択します。
④ダウンロードする期間を入力し、
⑤「情報呼出」をクリックします。
ダウンロードが開始しますと、銘柄選択欄下に「しばらくお待ちください…」というメッセージが表示されます。
データが展開され、銘柄選択欄下にバー数が表示されますと、ダウンロードは完了です。
「OK」をクリックして、銘柄ウインドウを閉じ、取引画面に戻ります。
データの詳細が表示されて、ダウンロードされたバーの本数が表示されたらダウンロード完了です。
あくまで1つの通貨ペアのダウンロードが完了しただけですので、他の通貨ペアもダウンロードしたい場合は、同じ手順で進めてください。
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