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【株価と為替の関係】NYダウの動向と日本に与える影響とは?

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テレビのニュースや新聞などで、「本日のNYダウ平均株価は…」というように、ほぼ毎日報道されていますが、NYダウが一体何なのかを知らない人も多いかもしれません。

そこで今回は、NYダウと日本の関係、またNYダウが世界に与える影響について説明します。

 

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NYダウと日本の関係、世界に与える影響

「NYダウ」とは?

NYダウ(ニューヨークダウ)は、アメリカを代表する30の大手企業で構成された株価指数です。この指数は、アメリカの経済新聞である「ウォールストリート・ジャーナル」を発行しているダウ・ジョーンズ社によって計算・発表されています。日本では、同様に日本経済新聞社が算出している「日経平均株価(日経225)」がよく知られています。

アメリカのニューヨーク証券取引所は午前9時30分に開場し、午後4時にその日の取引が終了します。アメリカと日本との時差により、前日のNYダウの結果が日本時間で翌日の朝6時過ぎになってから分かります。

「NYダウ」が動くとどうなる?

NYダウは世界を代表する30社の企業で構成された株価指数であり、そのため日々、世界中の市場関係者が注目しています。そのため、例えばNYダウが下落した場合、日本を含む世界各国の株価にも大きな影響が及ぶことがしばしばあります。

日経平均株価をはじめとする日本の株価も、NYダウの動向に敏感に反応することが一般的です。

何が原因で「NYダウ」が動くのか?

NYダウはさまざまな経済指標の発表により、しばしば乱高下します。たとえば、アメリカの景気や経済を示す指標である「雇用統計」の発表は、NYダウにも影響を及ぼすことがあります。雇用統計が改善すると、経済が好調であると見なされ、株価の上昇に寄与することが一般的です。そのため、雇用統計が発表される毎月第一金曜日には、多くの市場関係者の注目が集まります。

また、FOMC(米国連邦公開市場委員会)米国の国内総生産(GDP)米ISM製造業景気指数米国消費者物価指数米新規失業保険申請件数など、他の経済指標も株価に影響を与えやすいとされています。これらの指標は経済の健全性を示す要因であり、市場予測に大きな影響を及ぼします。

NYダウの動向が世界全体に影響を与えるため、これらの指標の発表前にはNYダウの動きを予測する傾向があります。

「NYダウ」と為替の関係とは?

アメリカの通貨は「米ドル」です。通貨は一般的にその国の経済状況を反映しており、アメリカの経済が強くなるとドルの価値が上昇し、逆にアメリカの景気が悪化するとドルの価値が低下する傾向があります。

日本の通貨である「円」は、通常、ドルと逆の動きをする特徴があります。具体的には、ドルが上昇すると円は下落し、これを一般的に「円安」と呼びます。逆に、ドルが下落すると円は上昇し、「円高」と呼ばれます

為替を予測する際は、株価にも注意が必要

NYダウと経済指標は密接に関連しており、経済指標が発表されるとNYダウに影響を及ぼすことがあり、この影響は、為替市場にも波及することがあります。為替と株式市場は異なるものと考えている人もいるかもしれませんが、実際には相互に影響し合っています。

今後、経済指標の発表状況や予測、そしてNYダウの動向を総合的に考慮することで、為替市場の動きを予測することができるかもしれません。

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