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林修先生の名言 / 負ける者の共通点3つ『 情報不足・慢心・思い込み』

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私たちは長い人生の中で、様々な成功と失敗を経験してきました。投資においても、その中で成功する人と失敗する人には共通点が見られます。

負ける者には必ず共通点がある」という言葉がありますが、これを投資に置き換えると、どんなことをしても上手くいかない人には、情報不足、自己を甘く見すぎ、そして強い思い込みが多いと言えます。

投資で成功するためには、充分な情報を収集し、学習することが重要です。慢心せずに常に自分を見つめ直し、相場の流れに柔軟に対応することも大事です。そして、思い込みすぎずに冷静に判断することが成功の鍵です。

まず結論からお伝えしますが、林修先生が指摘する負ける者の3つの共通点は、「情報不足・慢心・思い込み」です。

歴史上負けた人物の敗因『情報不足・慢心・思い込み』

上記の動画を視聴すれば明白ですが、林修先生は「歴史上敗北した人物の敗因は『情報不足・慢心・思い込み』だ」と述べています。

『情報不足』

まず1つ目は、『情報不足』です

『情報不足』の具体例
・チャートのパターンを勉強してなかった
・市場に関する経験や知識が乏しい
・投資の基本的な仕組み、リスクを知らずにトレードする

上記で挙げたものは、ほんの一例であって、どんな状況であれ、『情報不足』は失敗に直結するはずです。

何事にも取り組む際には「この情報で足りているか?」「他に必要な情報はあるか?」という観点で考えていくように心掛けましょう。

 

『慢心』

次に2つ目は、『慢心』です

「私なら成功できる!」という過度な自信からくる油断のようなイメージでしょうか。また、『慢心』さえなければ、先ほどの『情報不足』やこの後紹介する『思い込み』は起きないはずです。

「自己過信していないか?」と常に自問自答するように徹底していきましょう!

筆者の『慢心』エピソード
連勝続きで想定以上の利益を上げてたので、「次も勝てるだろう!」と慢心してロットを増やした結果、予想に反した値動きで強制的にロスカットされ、100万円を失ったことがあります。

 

『思い込み』

最後の3つ目は、「『思い込み』」です

言葉の通りそのままで、「これなら大丈夫なはずだ!」と深く信じ込んでしまったり、固く心に決めたりすることを指します。誰しも一度や二度は『思い込み』によるトレードで痛い思いを経験したことがあるのではないでしょうか?

100%起きないようにするのは確かに難しいのですが、「思い込みをしていないか?」「別の角度から考えられないか?」を事あるごとに自分に問いてみるのが効果的なはずです。

筆者の『思い込み』エピソード
「絶対上がるはずだ!」と根拠のない思い込みで損切注文も入れずにトレードしたものの、予想に反して下落したため、強制的にロスカットされたことがあります。

 

林修先生の名言で学んだポイントまとめ

ここまで、林修先生が教えてくれた負ける人物の3つの特徴を解説してきました。

先ほどリンクを貼った動画は、2013年6月にフジテレビの『テレビシャカイ実験バラエティあすなろラボ』という番組で放送されていた内容です。

さて、ここからは林修先生の名言で学んだポイントをご紹介します。

大切なことは「成功」を目指すよりも、「失敗を避ける」こと

林先生の名言から学んだ最も大切なことは、「成功」を目指すよりも、「失敗を避ける」ことです。

動画の中でも述べられていますが、「成功するときは、とんでもない運や偶然が重なることが多い」とのこと。確かに勝負事に勝つときや世の中の成功者を具体的に思い浮かべると「え?そんな奇跡が起きるの?」と感じる場面が多いですよね。もちろん成功を目指すのも大切なことですが、それよりもまずは失敗を避けることを最優先にするべきでしょう。

歴史を振り返っても『情報不足・慢心・思い込み』は敗者の原因とみて間違いないでしょう。

失敗するポイントを一つずつ解消していけば、自然と成功に近づいていくと思います。

 

失敗したときに、何が問題だったかを簡単に振り返ることができる

林修先生の言葉に触れる前は、「また失敗した… でも何でだろう?」といつも疑問に思いながらも、最終的には「まぁ今回は運が悪かったんだろうなぁ」と軽く考えていました。

しかし、『情報不足・慢心・思い込み』という敗因を知るようになってからは、「今回の失敗は情報不足・慢心・思い込みのどれが問題だったのか?」と明確に考えやすくなりました。

失敗の原因を正確に把握することで、「失敗しない=成功」の可能性を徐々に高めている実感があります。

これまで何度も失敗を振り返ってきましたが、必ずと言っていいほど、その中には『情報不足・慢心・思い込み』のどれかが該当しています!

 

「負ける者の共通点」は意識しないと、すぐに忘れてしまう

馬鹿げた話に聞こえるかもしれませんが、「負ける者の共通点」を自覚しないと、簡単にそれを忘れてしまいます。

林修先生も例外ではなく、動画内で「今日の自分は率直に言って『慢心』があった」と語っていましたね。私ももちろん、これまでずっと実践している考え方なのに、つい「慢心」してしまったり、とんでもない「思い込み」をしたり、何度も「情報不足」で失敗することがあります。それでも、知識や自覚の有無によって、大きな差が生まれると個人的には確信しています。

もちろん、まだ目標に向かっている途中であり、「情報不足・慢心・思い込み」を忘れず、一歩一歩着実に進んでいくつもりです。

是非、『情報不足・慢心・思い込み』を「負ける者の共通点」と心に留めておきましょう!

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