投資の知識

初心者さんでも大丈夫! 投資を始める前に知っておきたい「きほん」

投資の知識

投資というのは、お金を使ってお金を増やす方法のことです。でも初めて聞く人にとっては、どうやって始めていいかわからないこともあるかもしれませんね。

この記事では、まだ投資初心者の方に向けて、投資の基本的なことや始め方、取引の流れを、とてもわかりやすく説明します。初心者の方でも安心して投資をはじめられるように、大切な情報をしっかりお伝えします。

投資を始めるにあたっての大まかな流れ

投資を始めてから利益を得るまでの手順は、5つのステップがあります。それぞれの項目について説明します。

【Step1】まずは投資の方針を決める

投資の方針を決めるためには、投資の目的を明確にすることが重要です。そのためには、まず最初に目的を決めることから始めましょう。

例を挙げると、以下のようになります。

・老後の資金:20年かけて1,500万円を準備することを目指す。
・住宅ローンの頭金:手元の現金200万円を5年間で増やし、住宅ローンの頭金に充てる。
・子供の教育資金:15年かけて毎月積み立てて300万円を用意し、子供の教育費に使う。

投資の目的を明確にすることで、将来必要な資金の総額とその必要な時期が明確になります。

目的が明確になったら、具体的な投資方針を立てます。

例えば、将来の使用を考えていない資金を積極的に増やしていくことを目指す場合、一般的には「リスクは高いがリターンも大きい商品を選ぶ」という方針が適切です。

逆に、数年後に資金を必要とする目的がある場合は、「安定したリターンを追求しつつもリスクを抑えた投資商品を選ぶ」方針が適しています。

このように、投資の目的に合わせて投資方針を選ぶことが重要です。目的を明確にすることで、最適な投資戦略を策定できます。

【Step2】証券口座の開設

具体的な方針が決まったら、証券口座を開設することが次のステップです。1つの証券口座があれば、株式・債券・投資信託など、どの商品にも投資できます。

インターネットでの申込みや郵送での申込み、実際の店舗での申込みなど、自分の都合に合わせて便利な口座開設方法を選ぶことができます。口座開設をすぐに進めたい場合は、インターネット申込みがおすすめです。

【Step3】証券口座に入金

証券口座が開設されたら、実際に投資を始めるための資金をその口座に入金します。一般的な証券会社では、普段使っている銀行口座や、全国のコンビニエンスストアに設置されているATMからも、証券口座への入金が可能です。

【Step4】銘柄の購入

入金が完了したら、いよいよ実際に投資商品を選んで購入します。インターネットを通じても購入することが可能です。

【Step5】換金

所有している株式などは売却して現金に換えることができます。ただし、投資商品を売却してもすぐに現金に変えることはできません。

例えば、国内株式を売却した場合、約定日の2営業日後に現金が入金されます。換金のスケジュールは、商品によって異なりますが、数営業日かかることを考慮しておくと良いでしょう。

 

投資を始めるのに必要なもの

投資を始めるにあたり、具体的に必要な手続きや書類についてご紹介します。

証券口座の種類

証券口座は大きく①一般口座、②特定口座「源泉徴収なし」、③特定口座「源泉徴収あり」の3つに分類されます。選択した口座によって、利益の申告方法が簡単になったり、税金が少なくなる場合があります。

ここではまず、一般口座と特定口座の違いについて説明します。

①一般口座の場合

一般的な投資商品においては、商品の売買益や分配金などの利益に対して税金が課税されます。そして、これらの税金は確定申告によって納付する必要があります。

一般口座を利用する場合、投資による収益の計算や税金の計算、確定申告、そして税金の支払いまで、すべて自分で行う必要があります。そのため、特別な事情がない限り、一般の投資家はこのような手続きを行うことはほとんどありません。

②特定口座「源泉徴収なし」の場合

特定口座の「源泉徴収なし」を選択した場合は、年間の収益をまとめた「年間取引報告書」が提供され、その情報を元にして自己申告を行います。この場合、年間の収益計算のみが簡略化されます。

③特定口座「源泉徴収あり」の場合

特定口座の「源泉徴収あり」を選択すると、年間の収益計算や税金の計算、源泉徴収、納付までが証券会社によって行われます。

そのため、原則として確定申告の手続きは不要です。特定口座の「源泉徴収あり」は、確定申告や納税も証券会社が代行するため、一般の投資家にとって非常に便利な選択肢と言えます。

 

口座開設に必要なもの

口座開設にあたって必要なものを紹介します。

本人確認書類とマイナンバー確認書類

口座開設に際して、本人確認書類が必要です。一般的な証券会社の場合、以下のような本人確認書類が認められています。

  1. マイナンバーカード
    ※通知カード、マイナンバーが記載されてい住民票の写しでも可
  2. 写真付き本人確認書類1種
    ※運転免許証、運転経歴証明書、住民基本台帳カード、パスポートなど
  3. 写真なし本人確認書類2種(2.とのいずれかが必要)
    ※健康保険証、住民票の写し、印鑑登録証明書など

インターネットや郵送での申し込みの際には、本人確認書類がしっかりと確認できるものを用意しましょう。写真撮影を行う場合には、光沢があるため文字や顔が確認しにくいことがあるので、注意が必要です。

銀行口座

投資を行うためには証券口座が必要ですが、証券口座から資金を引き出すためには銀行口座の登録も必要です。

印鑑

スマートフォンでの申し込みの場合、基本的には不要です。それ以外の手続きにおいては、印鑑が必要となります。

 

投資で資産を増やす3つのルールとは?

お金を増やすために投資を考えている人にとって、成功するためのポイントを知ることは非常に重要です。投資は将来の資産を育てる手段として有益ですが、無計画な行動は逆にリスクを高める可能性があります。

資産を着実に増やすためには、以下の3つのルールを押さえておくことが大切です。

 長期的な視点を持つ

世界経済の市場は、日々上昇したり下落したりを繰り返しています。過去にはリーマン・ショックや東日本大震災などの出来事によって市場全体が暴落したことがありましたが、数年経過すると回復する傾向があります。ただし、損失を避けるために恐れて急いで売却すると、かえって大損する可能性が高まります。

投資は短期的なスプリントではなく、長距離走のようなものです。価格の変動や一時的な損失に心を揺さぶられず、長期的な目標を念頭に置きましょう。過去のデータからもわかるように、市場は一時的な変動を経て長期的に成長する傾向があります。焦らず、持続的な投資を続けることが重要です。

「投資先と種類を分散させる」

例えば、ある会社の株式にのみ投資している場合、その会社が倒産すれば資産が一気に失われる可能性があります。しかし、異なる会社や国に分散して投資を行うことで、リスクを分散し抑えることができます。

投資の世界では、「卵を一つのかごに入れない」という考え方が非常に重要です。特定の投資先に依存せず、異なる種類の資産に投資を分散させることで、リスクを軽減することが可能です。株式、債券、不動産、投資信託など異なる投資商品を組み合わせることで、市場の変動による影響を最小限に抑えることができます。

このような賢明な分散投資によって、投資リスクを管理し、安定した成果を追求しましょう。

「少額ずつ、積立てて購入する」

投資のプロではない私たちにとって、買い時や売り時を見極めるのは非常に難しいことです。そのため、一括でまとまった金額を投資するのではなく、定額購入(毎営業日や毎月など定期的に)を選ぶことがおすすめです。これにより、高値の時には少額、安値の時には多くの金額で購入する仕組みが自動的に行われます。

定額購入の積立投資は、購入単価を平準化し、投資のリスクを軽減するのに大きな助けとなります。投資の専門知識がなくても、自動的に適切なタイミングで購入が行われるため、感情に振り回されることなく着実に資産を増やすことが可能です。この方法は、初心者から上級者まで幅広く活用されており、投資のスタート地点として非常に有益です。

 

これらの3つのルールを守りながら、賢明な投資を進めていくことで、資産を着実に増やす可能性を高めることができます。

 

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